マシニングセンタ
マシニングセンタ
①図面、データをもらう。
データをいただけると、作図の手間もなく間違い防止にもなるので、効率よく作業を進められます。
データは「2D:DXF / 3D:PARASORID(xt)、STEP」が第一希望です。
②CADにて作図、CAMにてプログラム作成
VISI(CAD・CAM)を使用しています(400万のハイエンドクラス)。自由曲面が得意なCADで、金型の3Dモデル作成にも効果を発揮します。
自由曲面に応じた多彩な3D加工方法もあります。各種治具作りも3Dモデルで確認しながら作成できるので簡単に設計が可能です。
他のCAMメーカーを買収したことでCAMの使いかっても良くなり、効率重視の部品加工でも力を発揮できるようになりました。
③マシニングセンタにデータ転送
FFFTPというフリーソフトを使用しています。
PCとマシニングセンタをLANケーブルでつなぎ、PC側の簡単な操作でデータ転送が行なえます。
機械側の編集はできませんが、シンプルに転送のみに絞ったソフトなので立ちあがりも早く転送までの時間を短縮してくれます。
④加工機側にて品物を固定する
第一候補はバイスになります。口金260mmまでのマシンバイスを使用しています。
通常このバイスが(a)2台並びで載っているので、この方法で加工できるものが一番セット費用は安くなります。
大きなプレートはテーブルに直に固定、(b)丸いものはスクロールチャック、量産品は専用の治具を作成。
3DCADのおかげで各種治具作りもスムーズに行えます。
⑤位置出し、条件設定、加工開始 最後にプログラムの基準と製品の基準を合わせるために、位置出しを行います。 (c)タッチプローブセンサーを使い半自動で効率よくスタートする事も可能ですし、 金型加工で培った技術力で各種位置出し工具もそろえていますベテラン技術者ですので、汎用的に精密に位置出しする事も可能です。 その時の製品に合わせてベストな方法を選択し加工をします。
1983年の設立以来、神奈川で多くのお客様に支えられてきました。
マシニング担当は、親父と息子たった二人の町工場の息子の方です。
金属加工の中でも金型専門の加工業から始まり、今では装置部品、研究開発部品、試作部品など少量多品種の製品を専門にしています。 弊社にはマシニングセンターが1台しかありません。したがって、 1ヶ月かかってしまうような量産品は大変心ぐるしいのですが、お受けできません。
【プレス金型、モールド金型】専門の加工屋としてスタートしたタチバナ製作所。 当初は1点物の金型部品ばかりを加工していました。 3D形状の加工やプレートの穴加工など、 多くの金型メーカーさんの指導の下、加工ノウハウを身に付けてきました。 3D形状の金型部品に対応できるようにCAD/CAMも「VISI」という3D曲面が得意なものを導入しています。 また金型の修正の依頼に答えていくうちに、SKD11(HRC60)等の焼入材の加工にも慣れています。
次に装置部品の世界へ進出します。
初めは慣れない装置部品にかなり苦戦しました。 金型部品の用に1個ずつ精密に作っていったら、とても単価が合わないのです。 タチバナ製作所で単価が合うような見積りをだすと決まりません。
数年かけてチャレンジした結果、装置部品のお客様にも、品質、 価格ともに満足してもらえる製品を、納められる様になりました。
今では金型部品の経験をいかし、3Dデータがもらえるような装置部品の加工や、 ワイヤーカットと組み合わせる部品の加工を得意としています。 2D図面はなく、3Dデータのみで加工する。といった事にも対応しています。
ワイヤカット2台 α-C600iC (FUNUC) α-C400iC (FUNUC) |
加工範囲[mm] X600 Y400 Z310 最大テーパ角度45度(70mm) 使用ワイヤ線 0.1~0.3mm |
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マシニングセンタ1台 VM4Ⅲ (OKK) |
加工範囲[mm] X630 Y410 Z460 (ー工具長さ150mm程度) |
CAD・CAM2台 | ワイヤ用2D:ナスカ(浜松合同) マシニング用3D:VISI(VERO) 弊社で受け取れるCADデータは以下の通りです。 PARASORID(xt) IGES(igs, iges) STEP(stp, step) STL(stl) DWG(dwg) DXF(dxf) |
鉄系
SS、SC、SCM、SKD(HRC62まで)、NAK材
非鉄系
アルミ、ステンレス、銅、真鍮、樹脂
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